Waterloo to Anywhere

Waterloo to Anywhere

♥♥♥♥♡ favorite track : 1,2,3,5,6,7,8,9

Dirty Pretty Thingsの1stアルバム。このアルバムを、The Libertinesの音と比べるのは気が引けるし個人的にもとても切なくなってしまうのですが・・、幾重にも重なったギタ−の音、所々に甘い雰囲気を感じるトラックは、やはりLibertinesを彷彿とさせます。しかし、上手く言えませんが、その中に流れる気持ちというか精神というか・・そういうものは、またLibertinesの頃とは全く異なっているように思います。音に関しても、確かにLibertinesの面影を残してはいるものの、パンクの要素がとても強調されていて、シャ−プでスマ−トな、落ち着いた音にまとまっています。何か芯の強さのようなものをこのアルバム全体を通して感じることが出来る気がして、カ−ルが創り出した曲を再び聴くことが出来ているというのがただただ嬉しくて、私にこのバンドの音をまた真っ新な気持ちで聴いていきたいと感じさせてくれたアルバムです :)